’21.08.17.Tue → Dommune

SEEDS AND GROUND

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’21.08.17.Tue → Dommune

Seeds And Ground presents
「Chari Chari “Mystic Revelation of Suburbanity” Release Special」
https://www.dommune.com/streamings/2021/081702/

DJ:Kaoru Inoue(Seeds And Ground)、Mamazu(Hole And Holland)、shunhor|BROADJ#2987

2002年リリースの2ndアルバム「In Time」収録の名曲「Aurora」がインターナショナルな支持を得た、DJ/プロデューサー=Kaoru Inoueのオウン・プロジェクト=Chari Chariによる、実に18年ぶりとなる3rdアルバム「We hear the last decades dreaming」が、自主レーベル「Seeds And Ground」より昨年リリースされ話題となった(アナログ盤LPはポルトガルの「Groovement」より発売)。その後ちょうど一年の時を経て、7月21日にそのリミックス+未発表曲を集めた「Mystic Revelation of Suburbanity」がリリースになった。またほぼ同時進行で3種類のアナログEPの自主リリース(現在1種のみ既発)、また9月には別種の5曲入りアナログEPが昨年同様「Groovement Organic Series」よりリリースされる。期せずして今夏以降リリース・ラッシュとなるChari Chariのコンセプト/アイディアを解読/解体/脱構築するために、今回はDommuneのDJライヴ・ストリーミング枠をお借りし、Inoueが今最も信頼を寄せる2人のDJと共に3時間の濃密DJ Setを贈る。

Mamazuは東京ネイティヴ、ストリート・カルチャーに端を発するレーベル/ブランドである「Hole And Holland」のコア・メンバーであり、精力的な国内外での楽曲リリース/リミックス、そして活発なDJギグを行う猛者でもある。今年に入ってからスタートさせた自身のレーベル「SABI」は、その根底においてChari Chariのコンセプトとも共振する。また8月7日には「Hole And Holland」の企画としてコンピレーション盤「Blue Nude」がリリースされ、Inoueとの共作「Nerima Okuchi」が収録されている。さらに今回のリリース「Mystic Revelation of Suburbanity」に、スロウかつトランシーな「Fading Away [Mamazu Remix]」が収録されている。
shunhorは、現在Kaoru Inoue唯一のDJレジデンシー「Euphony」立ち上げからのメンバーであり、また建築家としての顔を持つ、あるいは10代の頃は指揮者として活躍していたという経歴を持つ注目度MAXな男である。そして昨年のアルバム「We hear the last decades dreaming」より、その詳細なコンセプトとヴィジョンを共有し、今回のChari Chari作品リリース・プロジェクト(アルバム X 2、アナログEP X 3)の全てに渡ってスリーブ・デザインを担当した。

Chari Chariというアーティスト・ネームは1994年に企画リリースされたあるコンピレーション盤から使用されているが、当初から単にKaoru Inoue/井上薫の別名義という意味合いでもなく、その音楽が生成される「場」を指す音(オン)を志向していた。今回のリリース「Mystic Revelation of Suburbanity」において、その磁場としての音(オン)の求心力がより明確に立ち現れた格好となり、今回のDommuneでの3者で形作るDJセットもまた、そのような「場」の表現となるだろう。乞うご期待。

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