2009 disc heritage
2009年中、アンビエント・ミュージック1969-2009を読んでから、アンビエントとそこから派生するような音楽を中心に、時代に逆行するようにCDでずいぶんと購入して聴いていた。聴かないものをいろいろと処分して、どうしても聴いてみたいものを買い求めていると、当たり前のように音楽パッケージ・メディアの究極的な魅力、機能美を再発見する。ヴァイナル・フェティッシュに負けず劣らず、メディア・アートの豊潤な残滓とでも言うべき感触、絶妙のサイズ感に未だ心躍る。パッケージを手にして音楽を再生する、その1枚で区切られた時間は仕事をしていようと車を運転していようと、もちろんその音楽に対峙していても、相当に贅沢な… Read More