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January 27, 2010

Worldwide120 J-WAVE

新曲「Happenings」がGilles Petersonにピックアップされた縁で、Gillesのラジオ番組「Worldwide」日本版@J-Waveのミックスを手がけました。昨年12月4日オンエアー分で30分と短いですが、せっかくなのでSound Cloudにアップしました。
ラジオのミックスショウは久々だったのでしっかり選曲・構成してあります。昨年のアンセム、Michel Cleis「La Mezcla」のサンプル・ソース、Toto La Momposina y Sus Tambores「El Pescador」収録なので、それ聴くだけでもちょっと遅めのお年玉ぽくないですか?

Kaoru Inoue - Worldwide120 Radioshow by kaoru324

January 23, 2010

'10.01.23.Sat → Push..

2010.1.23.Sat
Push..@ Asahicho Paradise
Fujisawa, Kanagawa

January 16, 2010

'10.01.16.Sat → Night Flight

2010.1.16.Sat
Night Flight @ Club SEATA kichijoji

Live: Field Echo (CALM + Yuichiro Kato)

DJ: Kaoru Inoue, Kimi (in lak'ech)

'10.01.16.Sat → Rockwest 12th Anniversary

2010.1.16.Sat
Rockwest 12th Anniversary

January 15, 2010

'10.01.15.Fri → The Beach

thebeach100115.jpg

2010.1.15.Friday Night
The Beach @ Microcosmos

DJ: Toshio Matsuura & Kaoru Inoue

January 09, 2010

'10.01.09.Sat → Spider#4

2010.1.9.Sat
Spider#4 @ SOLFA nakameguro

January 08, 2010

2009 disc heritage

2009年中、アンビエント・ミュージック1969-2009を読んでから、アンビエントとそこから派生するような音楽を中心に、時代に逆行するようにCDでずいぶんと購入して聴いていた。聴かないものをいろいろと処分して、どうしても聴いてみたいものを買い求めていると、当たり前のように音楽パッケージ・メディアの究極的な魅力、機能美を再発見する。ヴァイナル・フェティッシュに負けず劣らず、メディア・アートの豊潤な残滓とでも言うべき感触、絶妙のサイズ感に未だ心躍る。パッケージを手にして音楽を再生する、その1枚で区切られた時間は仕事をしていようと車を運転していようと、もちろんその音楽に対峙していても、相当に贅沢な時間だ。今後もMP3や音楽入りSDカードを積極的に買おうとは全く思えない。
ということで、ダンス・ミュージック以外の2009年俺ベストを。と考えたところ、2009年にリリースされたものはそんなに買っていないことが判明…とにかくこういうの、誰にも頼まれてないのに一度やってみたかった〜順不同5点。

saeid.jpgSaeid Shanbehzadeh
"Musiques du Golfe Persique"

以前の記事でも取り上げた、イラン南部ペルシャ湾岸地域の伝承音楽。これは2007年のWOMADシンガポールにてライヴで観た衝撃が強かったので、偶然にCDリリースを発見した時はアガった。録音物も相当にトランシーで強力なので、このご時世に頑張って探してみてください。

james_blackshaw.jpgJames Blackshaw
"The Glass Bead Game"

12弦ギターを様々なチューニングで弾くアコギ技巧派。12弦ギターのみで荘厳なサウンド・スケープを展開していた以前の作品と比べ、ピアノ、ヴォイス、ストリングスなどを導入して極限まで美しいアンサンブルを。宗教芸術の耽美的な精度と響きを彷彿とさせる。シチュエーションによっては涙を誘うでしょう。

mountains.jpgMountains
"Choral"

スリル・ジョッキーからのデビュー盤である本作で初めて知ったNYCの2人組。アコギやドローン、フィールド録音使いなど、Aurora Acousticsの原初の発想と近いものを感じさせ、久々インスパイアされたが、我々は全然制作をしてないな。今年は私家版でもかまわないので作ろう。

white_rainbow.jpgWhite Rainbow
"New Clouds"

知らないアーティストだったがジャケに惹かれて購入、柔らかなサイケデリック音絵巻が凄くいい。上記MountainsとAnimal Collectiveの間に居る感じ。何故かミルトン・ナシメントを想わせるところもある。雲間をず〜っと漂ってていつの間にか波間になったり時々太陽や地上が見えてくるような感覚。

j_frusciante.jpgJohn Frusciante
"The Empyrean"

リリース時にけっこうな話題になっていた作品。何と言うかロックが普遍的に物語るもの、を現代において奇跡的に聴けたような気がした。リスナー・コンシャスに配慮されたミックス、マスタリングも素晴らしい。行き過ぎた量産、産業化の揺り戻しのような時代がこれから来るんだろう、とも認識させられる。

年が明けて実家に帰省したり初詣をしたり新年会をしたり、の合間に鳴っていたのはジャズ。正月にジャズ、は何故だか良く似合う気がする。Roland Kirk「Rip Rig and Panic」が改めて相当いい。ネナ・チェリーが居た同名のポスト・パンク・バンドのファンだったことからのプラシーボ効果かとも思ったが、そういうことでは明らかにない。「Now please don't you cry…」との2in1のCDを持っているが、本人の演奏もさることながら、それぞれElvin Jones、Grady Tateという名ドラマーを擁し、ジャズでしか聴けないグルーヴを存分に放射していて最高。多分Roland Kirkの存在そのものが発火点となって特別なQuartetを形成してるのだろう。というわけでKirk絡みの音を新たに物色中。

riprig.jpgroy_haynes.jpgjaki_byard.jpg

January 02, 2010

2010

新年明けましておめでとうございます。
2010年の幕開けは、09年に引き続きUNITからカウントダウンの大役を頂き、VJの太田唯己さんチームが仕込んできた映像+5分前からのカウント音メッセージ付きをDJミキサーからアウトして、カウントダウンまでの5分間をそのBPMに合わせてプレイ(60秒の倍の120BPM)する、という初の試みを敢行。大いに沸く!
新年1曲目は2010年に因んだネタが隠されている自身の曲「Happenings」をプレイ。以降当然のように酒が進み、DJ後はかなりよくわからない行動を繰り広げていた気が…ご迷惑をかけた方々、この場を借りてお詫び申し上げます。が、楽しかった〜
写真は携帯で撮ったので写りが良くないが、UNITの階上、普段はレストランのUNICEにて、groundrhythm早番のHiroki Murai aka Psychedlic BusのDopeなDJとセッションするSAX奏者、藤枝伸介。こちらも大いに盛り上がっていた。長い付き合いになってきた藤枝は、4月リリースのアルバムで「Tokyo Diver」という曲に参加している。乞うご期待!彼自身、Sinsuke Fujieda Groupとしてそうそうたる面子のバンドを率い、積極的にライブをやっている。Free Jazzすら通過した、SAX一筋、ある意味ハードコアな男だが、またとてもスケベで良い。
まずは皆様本年も宜しくお願い致します。

unice100101.jpg